【総領事】ヴュルツブルク訪問(7月21日)

令和6年8月8日

 7月21日、別所総領事は、ヴュルツブルク市と市民友好都市の関係にある長崎市の鈴木史郎市長が来訪された機会に同市市庁舎で開催された歓迎式典に出席しました。ヴュルツブルク市は、19世紀に長崎の出島の商館医として日本に滞在したシーボルトの出身地であり、両市間では、それぞれのシーボルト協会の協力を得て、長崎大学とヴュルツブルク大学の医学部間での留学生の交換や市民の交流が続けられています。鈴木長崎市長は、ヴュルツブルク市内にあるシーボルト博物館で20日に開催された原爆展のオープニング行事に出席され講演されるとともに市民との対話が行われました。第二世界大戦中の空爆で大きな被害を受けたヴュルツブルク市は平和への取組みに積極的に参加しており、長崎市とも協力関係にあります。市庁舎でのシューハルト・ヴュルツブルク市長主催の歓迎式典においては、別所総領事も挨拶を行い、両市の平和に向けた努力、および長年にわたる両市間の友好関係の促進への感謝の気持ちをお伝えしました。