【総領事】ローテンブルク市およびローゼンハイム市訪問

令和5年12月23日

 別所総領事は、先方の招きにより、12月13日にローテンブルク市を、12月18日にローゼンハイム市を訪問しました。

 ローテンブルク市では、ナゼール市長と面会し(写真左)、ローテンブルク市と姉妹都市関係にある愛媛県内子町との緊密な交流や日独の友好関係等について意見交換しました。ナゼール市長ご自身も今年11月に日本を初めて訪問されましたが、伝統的な文化と近代的な技術が調和した日本に感銘を受けた、内子町の街並み保存の取組みについても詳しく知ることができ大変有意義な訪問であり、明2024年にはローテンブルク市民による日本訪問が計画されていると述べられていました。ロマンチック街道に位置し中世の街並みを今も残すローテンブルクには多くの日本人が訪れています。ナゼール市長に対しては、日本人訪問者が引き続き安全・快適に滞在できるよう、さらなる協力を依頼しました。
 
 ローゼンハイム市では、メルツ市長およびアートマン第2市長(バイエルン州議会議員)と面会し(写真中央)、ローゼンハイム市と友好関係にある千葉県市川市との交流や日独の友好関係等について意見交換しました。両市の間では、代表団の相互訪問の他、市川市の中学校生徒とローゼンハイム市の生徒との交流や、市川市の少年サッカーチームと現地の少年サッカーチームと交流試合等が定期的に行われています。明2024年、両市は友好関係締結20周年を迎えますが、メルツ市長およびアートマン第2市長は両市の友好関係のさらなる強化のために、市川市を訪問される予定と伺いました。また、ミュンヘンからのアクセスも良いローゼンハイム市は企業の誘致にも力を入れており、経済分野での日本との協力についても意見交換をしました。