【総領事】シューハルト・ヴュルツブルク市長、シーボルト協会(独日協会)訪問
令和6年1月31日
1月11日、別所総領事は、バイエルン州北部フランケン地方のヴュルツブルク市を訪問しました。同市庁舎にシューハルト市長を訪問し、同市と姉妹・友好都市関係にある滋賀県大津市および長崎市との交流などについて意見交換しました。ロマンチック街道の北の始点で世界遺産都市としても有名なヴュルツブルク市は、1979年に大津市と姉妹都市関係を、また、2013年に長崎市と友好都市関係を締結しています。大津市では、同市がヴュルツブルク市で開催されたバイエルン州庭園博覧会に日本庭園「近江の庭」を出展したことを契機として、北バイエルンのフランケン地方の民家を再現した「ヴュルツブルクハウス」がヴュルツブルク市の協力で建てられており、市民による交流活動の拠点として活用されています。また、長崎市とは、江戸末期に来日し同地に滞在した医師で、日本の文化を広くヨーロッパに紹介したことで知られるフランツ・フィリップ・フォン・シーボルトの出身地がヴュルツブルクであることから、医学分野での学術交流等、シーボルトを縁とした交流が行われています。別所総領事は、シューハルト市長訪問の後、シーボルトの収集品等が展示されているシーボルト博物館を訪問し、クライン=ラングナー・シーボルト協会(独日協会)名誉会長、バイライス同第一会長と面会しました。両氏からは、シーボルト協会の最近の活動状況やシーボルト博物館での交流行事についてのお話を伺いました。