令和2年秋の外国人叙勲

　2020年11月3日（日本時間）、日本政府は、令和2年秋の外国人叙勲受章者を発表し、この中でウド・バイライス・シーボルト協会第一会長が叙勲されることが公表されました。同氏は、日本・ドイツの地域間交流の促進および関係強化に寄与した功績が認められ、本年、旭日双光章を受章することとなりました。バイライス氏には、勲章及び勲記が授与されます。

バイライス氏は、シーボルト協会第一会長として、日独関係史上の重要人物であるシーボルトを通じた日独文化交流の促進に向け、長年にわたって尽力されてきました。特に、バイエルン州において日本に特化した唯一の博物館であるシーボルト博物館での講演会等のイベント企画・実施を通じて、シーボルトに対するドイツ人の理解や認知度の向上や同人を通じた対日理解の確実な向上に貢献したほか、ヴュルツブルク市と姉妹都市関係にある滋賀県大津市との交流事業の拡大・促進や長崎市との友好都市関係の締結に尽力されました。



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