【総領事】バイエルン独日協会、パッサウ独日協会及びバーデン=ヴュルテンベルク独日協会関係者訪問

令和5年11月8日
 
10月中旬から下旬にかけて、バイエルン独日協会、パッサウ独日協会及びバーデン=ヴュルテンベルク独日協会の関係者の皆様にお会いする機会を得ました。
 
10月16日には、バイエルン独日協会の総会に出席し、シェーン会長をはじめとする理事や会員の皆様にご挨拶しました。ミュンヘンを拠点とする同協会はドイツでも最大規模を誇る独日協会であり、毎年7月の日本祭りや9月の月見祭り、ガスタイクHP8における日本映画上映会など、長年にわたり積極的に活動しています。
 
続いて、10月22日にはパッサウを訪問し、パッサウ独日協会のパルザ会長にお会いした他、同協会主催のピアノコンサート(演奏:大田麻佐子様)に出席しました。美しい旧市街とドナウ川を一望するオーバーハウス博物館では柴崎幸次様及び鈴木美賀子様による和紙を題材にした特別展示が行われ、演奏会でも「美しき青きドナウ」等のクラシック曲のみならず、和紙をピアノの弦に挟み込むことにより興味深い音を奏でる独創性の高い演奏を聴くことができました。
 
さらに、10月27日にはシュトゥットガルトを訪問し、同市を拠点とするバーデン=ヴュルテンベルク独日協会のゲルマン会長に着任のご挨拶を行いました。同協会は各種の講演や演奏会などの文化行事を長年にわたり精力的に開催しています。なお、近隣のビーティッヒハイム=ビッシンゲン市は明治期のお雇い外国人で日本の医学の発展に貢献した、エルヴィン・フォン=ベルツの縁で群馬県草津市と姉妹都市関係にあり相互の交流が盛んに行われています。