メールマガジンバックナンバー 2021年
第669号:バーデン=ヴュルテンベルク州における防疫措置(国外リスク地域からの入域者に対する検査結果提出の義務付け)
メールマガジン第665号「ドイツにおける防疫措置(各種制限措置の延長等)」でお知らせしたメルケル首相と各州首相の合意に基づき、バーデン=ヴュルテンベルク州(BW州)は、国外リスク地域からBW州に入域する者に対する隔離措置について、下記の規定を追加しました。
●国外リスク地域からBW州に入域する者は、入域までの48時間以内又は入域直後に検査を受け、入域から10日以内に、英語、ドイツ語又はフランス語で記載された検査結果を文書又は電子データで所管当局へ提出すること。検査結果は、少なくとも10日間は保管しなければならない。
●入域の21日前から6ヶ月前までの間に実施されたPCR検査に関する医師の証明書により、新型コロナウイルスに感染したことがあることを示すことができる者は、隔離措置の例外とする。
追加規定は、本日(1月11日)から適用となりますので、ご注意ください。
また、詳細は、当該州令の邦訳を当館で作成しておりますので、ご参照ください。
※国外リスク地域
国外のリスク地域とは、新型コロナウイルスの高い感染リスクがあるドイツ外の国又は地域で、ロベルト・コッホ研究所により公表されている地域を指します。なお、1月11日現在、日本はリスク地域に指定されていませんので、日本からの入国にあたっては、隔離義務は必要ありません。
https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Risikogebiete_neu.htm
※BW州政府プレスリリース
※BW州令原文
※BW州令邦訳(全文:当館作成)
https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/files/100135963.pdf
【参考】
○在ドイツ日本国大使館ホームページ(新型コロナウイルスに関する最新情報)
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html
○在ミュンヘン日本国総領事館ホームページ(新型コロナウイルス関連情報)
https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/index2020.html