メールマガジンバックナンバー 2020年
第625号:イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」に伴う注意喚起
9月28日、外務省領事サービスセンターから広域情報「イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」に伴う注意喚起」が発出されましたのでお知らせいたします。皆様におかれましても、本件広域情報をご確認の上、ご自身、ご家族等の安全対策にご留意ください。
(ポイント)
●10月8日(木)頃は、イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」に当たります。
●大規模行事はテロ等の標的になりやすいことに留意し、外務省海外安全ホームページや報道等により最新情報の入手に努めつつ、安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」もご活用ください。
1 10月8日(木)頃は、イスラム教シーア派の宗教行事「アルバイーン」(地域によっては「チェヘラム」とも呼ばれる。)に当たります。アルバイーンは、預言者ムハンマドの孫フサインが殺害されたとされる命日(アーシューラー)から40日目に実施される喪明けの儀式で、シーア派イスラム教徒にとって重要な宗教行事のひとつです。アルバイーンに際して、シーア派イスラム教徒はモスク等に集まり、フサインの殉教を追悼します。
2 現在のところ、アルバイーンに際してテロの実行を呼びかける声明などは確認されていませんが、大規模行事はテロ等の標的となりやすいことから、この期間中やその前後に海外に渡航・滞在される方は十分注意してください。また、外務省海外安全ホームページや報道等により最新情報を入手し、安全確保に努めてください。情報収集には「たびレジ」もご活用ください。
3 海外渡航の際には、万一に備え、家族、友人、職場等に、日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は、現地在外公館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時の現地在外公館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
4 なお、テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載)
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載)
(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルはhttp://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html に掲載)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線3047)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線2851)
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)