メールマガジンバックナンバー 2020年
令和2年3月26日
第578号:日本における水際対策強化,航空便の運航状況及びドイツでの乗り継ぎにあたっての留意点
●3月26日,日本政府は「水際対策強化に係る新たな措置」を決定しました。ドイツを含め欧州各国からの入国が禁止されるほか(外国籍者対象),検疫が強化されます(国籍を問わず対象)。
●各航空会社はフライトの減便やキャンセルを発表しています。状況は時々刻々と変化していますので,ご自身の搭乗予定のフライトについて,今一度各航空会社の最新の運航状況をご確認ください。
●第三国からドイツで乗り継いで日本へ帰国する場合の留意点についてとりまとめましたので,以下の本文をご覧ください。
1 日本における水際対策強化
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C041.html
(1)3月26日,日本政府は「水際対策強化に係る新たな措置」を決定しました。ドイツを含め欧州各国からの入国が禁止されるほか,検疫が強化されます。
(ア)入国制限:外国籍者のみ対象です(日本国籍者は従来どおり入国(帰国)可能)。
(イ)検疫強化:過去14日以内にドイツを含め欧州各国等の入国禁止対象地域に滞在したことのある方は,入国(帰国)時にPCR検査を受け,その結果が出るまでは検疫所長が指定する場所で待機することとなります。
また,引き続き,ドイツを含め欧州各国から帰国した場合は,健康状態に異状のない方も含め,検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し,空港等からの移動も含め電車,バス,タクシー,国内線航空便などの公共交通機関を使用しないことが要請されていますので,併せご留意ください。
○厚生労働省 電話相談窓口
日本国内からの通話:0120-565653(フリーダイヤル)
国外からの通話:+81-3-3595-2176(日本語・英語・中国語・韓国語)
○水際対策の抜本的強化に関するQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
2 航空便の運航状況
各航空会社はフライトの減便やキャンセルを発表しています。状況は時々刻々と変化していますので,ご自身の搭乗予定のフライトについて,今一度各航空会社の最新の運航状況をご確認ください。
現時点での主なフライト運航状況は以下の在ドイツ日本国大使館ホームページに掲載していますのでご確認ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin
3 ドイツでの乗り継ぎにあたっての留意点
(1)空路
日本人が,第三国から空路でドイツに到着し,トランジット(入国を伴わずトランジットエリア内で乗り継ぎ)で日本へ帰国することは可能です。
(2)陸路
オーストリア,スイス,フランス,ルクセンブルク,デンマークとのシェンゲン協定域内国境では,3月16日以降,国境管理が開始されており,ドイツ連邦内務省は「十分に合理的な理由のない者」については,ドイツへの入国を拒否するとしています。
その上で,例外的に入国を許可するかどうかについては,入国審査を行う係官によって個別具体的な事情を踏まえて判断されますが,一般的に,日本人が,日本または長期滞在資格が与えられた国へ帰国する際に,ドイツを経由することは可能とされています。
ただし,下記の点にご留意ください。
○入国審査を行う係官が「速やかに,かつ,確実にドイツを出国することについての疑義」があると認めれば,入国は拒否される。このような疑義を生じさせないため,旅券等のほか,少なくとも日本までのチケットの提示が必要となる。
○より合理的な旅行経路が他に存在する場合など,ドイツへの入国が不可欠ではないと判断された場合,入国は拒否される。
4 ドイツ政府や日本政府の防疫対策など,下記の各項目につき,累次の注意喚起をとりまとめ,在ドイツ日本国大使館ホームページ上で公開しています。
今後,状況の変化に応じて,随時内容を更新していきますので,ご確認ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html
【参考】
■外務省海外安全ホームページ(ドイツ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_165.html#ad-image-0
■ドイツ連邦保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
https://www.bundesgesundheitsministerium.de/coronavirus.html
■ロベルト・コッホ研究所(新型コロナウイルスに関するQ&A)
https://www.rki.de/SharedDocs/FAQ/NCOV2019/FAQ_Liste.html
https://twitter.com/rki_de
■ドイツ連邦外務省(渡航情報)(最新情報)
https://www.auswaertiges-amt.de/de/ReiseUndSicherheit/reise-und-sicherheitshinweise/letzteaktualisierungen
■厚生労働省
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○水際対策の抜本的強化に関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
○感染症情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html
○咳エチケット
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
■世界保健機関(WHO)
https://www.who.int/health-topics/coronavirus
https://twitter.com/who
■在留届(3か月以上滞在される方)/ 「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■スマートフォン用 海外安全アプリ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html
●各航空会社はフライトの減便やキャンセルを発表しています。状況は時々刻々と変化していますので,ご自身の搭乗予定のフライトについて,今一度各航空会社の最新の運航状況をご確認ください。
●第三国からドイツで乗り継いで日本へ帰国する場合の留意点についてとりまとめましたので,以下の本文をご覧ください。
1 日本における水際対策強化
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C041.html
(1)3月26日,日本政府は「水際対策強化に係る新たな措置」を決定しました。ドイツを含め欧州各国からの入国が禁止されるほか,検疫が強化されます。
(ア)入国制限:外国籍者のみ対象です(日本国籍者は従来どおり入国(帰国)可能)。
(イ)検疫強化:過去14日以内にドイツを含め欧州各国等の入国禁止対象地域に滞在したことのある方は,入国(帰国)時にPCR検査を受け,その結果が出るまでは検疫所長が指定する場所で待機することとなります。
また,引き続き,ドイツを含め欧州各国から帰国した場合は,健康状態に異状のない方も含め,検疫所長の指定する場所(自宅など)で14日間待機し,空港等からの移動も含め電車,バス,タクシー,国内線航空便などの公共交通機関を使用しないことが要請されていますので,併せご留意ください。
○厚生労働省 電話相談窓口
日本国内からの通話:0120-565653(フリーダイヤル)
国外からの通話:+81-3-3595-2176(日本語・英語・中国語・韓国語)
○水際対策の抜本的強化に関するQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
2 航空便の運航状況
各航空会社はフライトの減便やキャンセルを発表しています。状況は時々刻々と変化していますので,ご自身の搭乗予定のフライトについて,今一度各航空会社の最新の運航状況をご確認ください。
現時点での主なフライト運航状況は以下の在ドイツ日本国大使館ホームページに掲載していますのでご確認ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin
3 ドイツでの乗り継ぎにあたっての留意点
(1)空路
日本人が,第三国から空路でドイツに到着し,トランジット(入国を伴わずトランジットエリア内で乗り継ぎ)で日本へ帰国することは可能です。
(2)陸路
オーストリア,スイス,フランス,ルクセンブルク,デンマークとのシェンゲン協定域内国境では,3月16日以降,国境管理が開始されており,ドイツ連邦内務省は「十分に合理的な理由のない者」については,ドイツへの入国を拒否するとしています。
その上で,例外的に入国を許可するかどうかについては,入国審査を行う係官によって個別具体的な事情を踏まえて判断されますが,一般的に,日本人が,日本または長期滞在資格が与えられた国へ帰国する際に,ドイツを経由することは可能とされています。
ただし,下記の点にご留意ください。
○入国審査を行う係官が「速やかに,かつ,確実にドイツを出国することについての疑義」があると認めれば,入国は拒否される。このような疑義を生じさせないため,旅券等のほか,少なくとも日本までのチケットの提示が必要となる。
○より合理的な旅行経路が他に存在する場合など,ドイツへの入国が不可欠ではないと判断された場合,入国は拒否される。
4 ドイツ政府や日本政府の防疫対策など,下記の各項目につき,累次の注意喚起をとりまとめ,在ドイツ日本国大使館ホームページ上で公開しています。
今後,状況の変化に応じて,随時内容を更新していきますので,ご確認ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html
【参考】
■外務省海外安全ホームページ(ドイツ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_165.html#ad-image-0
■ドイツ連邦保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
https://www.bundesgesundheitsministerium.de/coronavirus.html
■ロベルト・コッホ研究所(新型コロナウイルスに関するQ&A)
https://www.rki.de/SharedDocs/FAQ/NCOV2019/FAQ_Liste.html
https://twitter.com/rki_de
■ドイツ連邦外務省(渡航情報)(最新情報)
https://www.auswaertiges-amt.de/de/ReiseUndSicherheit/reise-und-sicherheitshinweise/letzteaktualisierungen
■厚生労働省
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○水際対策の抜本的強化に関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
○感染症情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html
○咳エチケット
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
■世界保健機関(WHO)
https://www.who.int/health-topics/coronavirus
https://twitter.com/who
■在留届(3か月以上滞在される方)/ 「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■スマートフォン用 海外安全アプリ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html