令和7年度外務大臣表彰(グレーフェ・彧子氏)

令和7年8月28日
 
 8月28日、外務省はグレーフェ・彧子氏による日独友好親善関係への多大な貢献を称え、令和7年度外務大臣表彰を授与することを発表しました。グレーフェ氏は、1969年にドイツ国に渡航して以降、草月流生け花の師範として生け花を指導してこられました。市民学校や自ら開校した教室にて生け花を指導、また、流派を超えた生け花の本を独語で初めて出版する等、ドイツにおける生け花の普及に尽力してこられました。2000年には草月流生け花ミュンヘン支部の創設に携わり、自身も16年間に亘って代表を務めた他、流派を超えて生け花の普及活動に従事し、現在でもミュンヘンの各流派間の連絡・調整役としても活躍されています。同人の50年以上に及ぶ活動により、多数の弟子が今や師範として指導しており、ドイツにおける生け花の普及に貢献しています。
 
受賞されたグレーフェ・彧子氏には、後日、表彰状が授与されるほか、副賞が贈られます。