12月7日(月)、ミュンヘンで平成27年度天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。今年も日本と南ドイツ2州の関係強化に取り組まれている各界から多くの方に参加頂き、主賓としてメルク・バイエルン州欧州、地域担当大臣にご出席頂くことができました。
柳総領事は挨拶の中で、メルク州大臣がバイエルン州政府を代表して本レセプションに出席頂いたことや、バイエルン州政府の日頃の支援に感謝の意を述べ、バイエルン州民による難民の人道的かつ寛大な受入れに敬意と賞賛の念を表明し、安倍総理がトルコでのG20サミットの際の日独首脳会談で我が国の連帯を表明すると共に、中東地域の難民に対して8億1000万ドルの支援をすることを明らかにしたことを紹介しました。
このほか日独、とりわけ日バイエルンの学術、姉妹都市、文化面での交流や、在留邦人数や日系企業数、日本人学校、日本語補習校生徒数の増加などを挙げ、日本とバイエルン州の関係が緊密化していることについて触れました。
メルク州大臣は、今年のG7エルマウ・サミットで安倍総理をはじめとする日本の代表団をバイエルン州に迎えることができ大変光栄に思う、2016年の伊勢志摩サミットが実り多いものとなるよう願う、日本が地球温暖化抑止のための目標や難民危機等において自国の国際的な責任を真剣に受け止めていることはバイエルン州及び全世界の人々が知っていると発言されたほか、開発協力を所掌する大臣として、日本ほど国際的な連帯や責任のために尽力している国はないと称賛されました。さらに、日本とバイエルン州との技術革新、貿易、文化行事、姉妹都市間交流等様々な分野での関係の緊密さを挨拶の中で強調されました。
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