平成28年10月13日
 

ミュンヘン・プレスクラブにて「日本の夕べ」が開催されました

 

 10月4日、ミュンヘン・プレスクラブにおいて、「日本の夕べ」が開催され、シュマルツ同代表の求めに応じて、柳総領事及びフォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン伯(シーボルトの玄孫、飛行船で有名なツェッペリン伯の曾孫)がスピーカーとして参加しました。
 今月にはメルク・バイエルン州欧州・地域担当大臣及びブルナー同農業大臣が相次いで日本を訪問しますが、日本とバイエルンの交流の現状についてのシュマルツ代表からの質問に対して、柳総領事は、日バイエルンの経済・貿易関係、相互の観光客数の推移、学術・研究交流の現状、更には日本の累積債務問題や移民に至るまで、幅広いテーマについて説明し、また、現在日本でシーボルト没後150周年を記念して、ミュンヘン五大陸博物館所蔵のシーボルトの収集品の一部の巡回展覧会が日本の5カ所で開かれていることを紹介しました。
 続いて、今年が没後150周年となり、日本研究に多大な功績を残したシーボルトの生涯や日本での生活、更には日本の開国に与えた影響について、フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン伯が詳細にわたり説明しました。ヴュルツブルク出身のシュマルツ代表も、シーボルトが欧州における日本学、民族学に果たした役割の大きさを強調しました。

 
「日本の夕べ」の様子(左からシュマルツ・ミュンヘン・プレスクラブ代表、柳総領事、フォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン伯)