平成28年10月26日 |
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リンデン博物館で「美味しい!日本食」展の開会式が行われました。
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10月14日、シュトゥットガルト市内のリンデン博物館で「美味しい!日本食」展の開会式が行われ、柳総領事が出席し、挨拶を行いました。また、日本人音楽家による邦楽の演奏も行われました。
開会式の中で、デ・カストロ館長は、食事は生活の一部であると同時にそれぞれの民族にとっての文化・芸術・アイデンティティでもあると挨拶の中で述べ、和食が2013年にUNESCOの無形文化遺産に登録された点にも触れました。
続いて、バウアー・バーデン=ヴュルテンベルク州学術研究芸術大臣より、日本は伝統を維持しながらも現代的なものがあふれ、実用面での経済大国でありながら、自然科学分野のノーベル賞受賞者を数多く輩出している国であると、対比で表される日本の特徴について紹介するとともに、バーデン=ヴュルテンベルク州と神奈川県との25年以上にわたる姉妹州関係をはじめ、日本との交流についても言及しました。
更に、柳総領事から、リンデン博物館に対して、今年の3月から来年の1月まで開催されている印籠展を含めて、日頃から日本を含む東アジアの美術品の常設・特別展示を行っていることに感謝の意を表するとともに、ドイツにおける食文化の変化により、日本食がドイツ人の生活にも定着したこと、日本の食文化の変遷についても述べました。
「美味しい!日本食」展は、コメや酒、麺類、魚を主なテーマとして展示しており、この展覧会に合わせてリンデン博物館所蔵の浮世絵約250点も初公開されます。同特別展は、リンデン博物館で来年4月23日まで開催中です。
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(左から:カミュラー・シュトゥットガルト名誉領事、バウアー・バーデン=ヴュルテンベルク州学術研究芸術大臣、ライビンガー=カミュラー・トルンプ社会長、デ・カストロ・リンデン博物館館長、柳総領事(右から5番目)、立川ケルン日本文化会館館長)(copyright:Linden-Museum Stuttgart, Foto:Dr.Drasdow) |
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「美味しい!日本食」オープニング・セレモニーの様子
(copyright:Linden-Museum Stuttgart, Foto:Dr.Drasdow) |
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