2015年7月21日 |
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第20回ミュンヘン日本祭りが開催されました |
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7月19日(日)、好天に恵まれ、第20回ミュンヘン日本祭りが、英国庭園の日本茶室周辺で行われました。開会式では、柳総領事は挨拶の中で、20周年の節目を迎えたことについて、バイエルン独日協会及びミュンヘン日本人会の尽力、そしてミュンヘン市の変わらぬ支援に感謝の辞を述べました。さらに、バイエルン州の在留邦人数が約7600人、日系企業数が435社と増えていることや、ケーキ店「たんぽぽ」の岡田オームかな子氏がミュンヘン市からフェニックス賞(成功した外国人企業家に与えられる賞)を受賞したこと、女子FCバイエルンの岩渕選手、ウクレレデュオCoconamiなど、当地で活躍する日本人を紹介しました。ミュンヘン市との関係では、ミュンヘンと姉妹都市関係にある札幌市に触れ、ライター市長が同姉妹都市関係の深化に関心を示されている旨述べました。
続いて、来賓のホイビッシュ・ミュンヘン市議会議員(前バイエルン州科学技術大臣)から、ミュンヘン市は札幌市との姉妹都市関係をはじめ、日本との文化交流に関心を有しており、ミュンヘン日本祭りの開催を喜んで支援する旨挨拶がありました。シェーン・バイエルン独日協会会長からは、ミュンヘン日本祭りが始まるに至った経緯について話があり、大宅ミュンヘン日本人会会長からは、在留邦人に対するミュンヘン市への支援に感謝する旨挨拶がありました。
ミュンヘン日本祭りは、茶道、生け花から囲碁、けん玉、折り紙、そして武道などの日本の伝統文化から、マンガ、アニメといったポップカルチャーに至るまで、幅広い分野にわたり日本を総合的に紹介するイベントで、暑い中でも好天に恵まれ、浴衣やコスプレ姿の人なども含め約2万人が来場しました。日本人国際校、日本語補習校、マクシミリアンスギムナジウムの日本語講座の生徒たちもブースと踊り、日本語劇の両方で参加しました。さらに、今年は昨年に続き日本の八丈島から日本舞踊と八丈太鼓の花柳歌七郎氏と石井秀氏が参加したほか、箏奏者の中川果林様、シンガーソングライター日高美優様のバンド「Intensive Erfrischung」のように当地で活躍するアーティストも舞台に登場し、コスプレショーでは来場者も参加するなど、大きな盛り上がりを見せました。
改めて、日本の多様な文化が多くのドイツ人に愛されていることが確認でき、非常に充実した行事となりました。
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総領事挨拶 |
生け花 |
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武道 |
書道 |
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筝演奏(中川果林様) |
日舞・八丈太鼓 |
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コスプレ |
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