2016年2月22日
 

柳総領事がコシック連邦議会議員を表敬訪問しました

 

 2月22日、柳総領事はバイロイトを訪れ、コシック連邦議会議員を表敬訪問しました。コシック連邦議会議員は独連邦議会独コリア議連の代表や独韓フォーラム独側座長も務めるなど、独連邦議会議員の中での朝鮮半島専門家の第一人者であり、訪問時には、同議員の朝鮮半島・東アジア情勢に対する所見について意見交換を行いました。

 

 また、コシック議員のアレンジにより、柳総領事は同議員と共にライブレ・バイロイト大学学長を表敬訪問しました。同学は1975年創立の比較的新しい大学ですが、日本の11の大学と交流を行っています。

 

 ライブレ学長の訪問に続き、同大学内のバイエルン地学研究所(BGI)も訪問しました。この研究所では、地球内部の構造の観察が同研究所の研究の中心となりますが、その研究に必要な高圧装置の開発が、火山と地震の多い日本で進んでいることもあり、特に東北大学との間で活発な研究交流が行われています。訪問の際には同研究所の中心的存在であるフロスト教授だけでなく、桂智男教授及び日本からの研究者にお会いしました。

 

 更に、コシック議員のアレンジにより、柳総領事はオーバーフランケン=バイロイト商工会議所及び所属の企業関係者と意見交換を行いました。デーゲン事務局長から、同商工会議所の会員数は約5万1000人であり、セラミックや繊維、家具、ガラス等の分野の中小企業が多く、イノベーションを合い言葉としている旨説明がありました。柳総領事からは、日本経済の現状やアベノミクス、日バイエルン関係について説明を行いました。その後、個別の会員企業から企業紹介や質疑応答が行われました。

 
(左から)柳総領事、コシック連邦議会議員 バイエルン地学研究所内にて。

(前列左より)ライブレ学長、桂教授、柳総領事、フロスト教授、コシック連邦議会議員