バイエルン州刑事庁の発表によると、2013年中、防犯対策が施された窓やドアなどによって空き巣未遂に終わった件数は1402件で、うち201件が警報装置によって侵入を防いでいます。また、隣人や目撃者の通報により空き巣を未然に防いだケースが325件あり、州刑事庁では特に窓やドアに対する防犯対策の強化を呼びかけています。
防犯対策に関するポイント
○ 侵入口の強化
窓とドアの強化はもちろんのこと、地下室の対策も忘れずに
窓には「Pilzkopf(キノコ頭)と呼ばれる留め具」、ドアには「閂」を取り付けることで防犯効果がより高まります。
○ 空き巣犯の習性を知る
空き巣犯は侵入に時間を要することを嫌います。
その理由は隣人等に発見される可能性が高くなるためです。
よって、空き巣犯は防犯対策が施されている家を避け、より侵入しやすい住居を探します。
○ 侵入に要する時間は約3秒
古いタイプの窓やドアであれば3秒もあれば破壊して侵入されてしまいます。
○ 近隣住民の役割
近隣住民の目は空き巣犯にとって大きな脅威となります。
長期間家を空ける場合は、近所の方に郵便受けに溜まった郵便物等を取ってもらうなどして、不在であることを悟られないようにすることも重要です。
○ 防犯に関心を持つ
防犯対策を施すことも大切ですが、自分自身が防犯について関心を持ち、常に気をつけることが重要です。
短時間の外出だからといって窓を斜め開けにしたままの外出や玄関ドアなどに施錠しないで外出するのは禁物です。
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