2015年10月14日
 
ロッテンブルク林業単科大学において、学術交流プロジェクト「Forestry and Foresters Crossing Continents」の開会式が開催されました
 

 9月14日、ロッテンブルク林業単科大学において、学術交流プロジェクト「Forestry and Foresters Crossing Continents」の開会式が開催され、柳総領事が来賓として挨拶を行いました。同プロジェクトは、ロッテンブルク林業大学と岩手大学、鹿児島大学、岐阜県立森林文化アカデミーとの間で今年9月から2年間実施されるもので、日独各2名の半年間の奨学金給付や、日本学生の成績優秀者に対する、ロッテンブルク林業大学でのサマースクール参加の財政支援、日独で行われるシンポジウムへの参加者の旅費等の負担等を中心とし、主に林業分野における学生交流の活性化を狙いとしています。

 

 同日に、毎年ロッテンブルク林業大学で開催されている日独林業サマースクールも開校され、上記大学・アカデミーのほかに、信州大学や島根大学、愛媛大学、宇都宮大学、三田農林から日本人の教授・学生あわせて53名の方が参加しました。

 

 柳総領事は挨拶の中で、昨年11月の古田岐阜県知事の訪問に際して行われた岐阜県立森林文化アカデミーとの覚書の調印に参加したことに言及し、本プロジェクトを通じて林業レベルでの日独関係の強化を期待する旨述べました。

 
「Forestry and Forester Crossing Continents」開会式への出席